幸せの契約
カフェテリアでランチを楽しむ


もちろん静香と一緒に

周りの学生がチラチラ静香を見てヒソヒソ話していた

「ごめんね?私と一緒だと落ち着かないでしょ?」


静香は申し訳なさそうに言う

「別に、そんなこと気にしてないよ。
でも、何でみんなこっち見るんだろう?
気分悪いよね。」


だんだん周りに苛立ちを覚えてきた


「仕方ないよ。
うちの大学って九割が超セレブな学生なんだ。

ウチもさぁ、そこそこ金持ちなんだよね。
でも、お堅いお嬢様方には私のこう言うカッコしてるのが珍しいんじゃないかな?

おかしいと思わない?
お嬢様はギャルファッションしちゃいけないなんて法律無いのにさっ!

そう言うのマジウザイ。
だから、私はずっとこのままで大学生活送ってやるんだ!」



興奮した静香が
シフォンケーキを大きく頬張った


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