【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
そしてあたしは、コーヒーを飲んでいる彼の姿を見つけた。


ヒカルが飲むのは、いつもコーラかサイダーばかりだったけど・・・、


もしもヒカルがあんなふうに、大人っぽくコーヒーを飲んでいたら、素敵だろうな・・・。


バカ、バカ、


あたしったら何を考えているんだろう・・・。



あたしは一歩ずつ、彼のテーブルに近づいていった。


そして立ち止まった。


「・・・こんにちは」


「あぁ、こんにちは」


彼は顔をあげて、あたしを見た。

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