【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
それ以来、あたしはお金がなくなりそうになるたびに、見知らぬ男に体を売った。


いわゆる援助交際、つまり売春。


それは明らかな違法行為・・・。


慣れというのは、恐ろしい。


最初は嫌でたまらなかったのに、回を重ねるごとに、そんな感覚さえ薄らいでしまうのだから・・・。





そのような生活が数ヶ月間つづき、やがて季節は早春へと移り変わっていった。



3月、あたしは辛い思い出だらけの中学校を卒業した。


最悪ないじめっ子たちとも、ようやくおさらばできた。


あたしはもう普通に働ける。


春からは、どこかでアルバイトを始めよう。


もう援助交際からは、足を洗おう・・・。




そんなとき、思わぬ事件が起きた。




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