【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
ヒカルと一緒に住み始める前に、あたしは一度ヒカルの両親のところに挨拶に行った。


ヒカルの両親は、今はとなりの県に住んでいた。


闇金融の借金のことで裁判をし、勝訴した。


もう恐ろしい借金取りに怯えなくてすむ。


銀行から借りていた通常の借金はまだ少し残っているけれど、普通に働いていれば返して行ける額だった。



ヒカルの両親があたたかく迎えてくれたので、あたしはほっとした。


前にヒカルがあたしのことで、辛い想いをしたことを知っているから・・・、


ひょっとしたらまたあたしと付き合っていることを、よく思っていないんじゃないかと心配だった。


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