【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
二人はしばらく歩道を歩いたあと、角を曲がって視界から消えた。


あたしは直感した。


あそこの角を曲がったところには、ラブホテルがある。


二人は、あそこに入ったのだと・・・。


何となく認めるのが嫌だったけれど、あの男の子は間違いなくヒカルだった。


ピアスのきらめきや、あの笑顔。


でも普段、あたしに見せる顔とは全然違う。


あのときのヒカルは、色男の顔をしていた。


つまりお金を稼ぐための偽りの顔・・・。




帰ってからも、あたしの頭からヒカルの姿が消えることはなかった。


そして一緒にいた女の人のことも・・・。

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