不真面目日記
「根元、何一人でブツブツ言ってんの?」
「え…あ、いや……」
緊張のあまり思わず大声を出した。
「やめてくれ!!俺はいいんだ!!」
今度は、
いいんだ!!
を連発する俺に、山田がつっこんだ。
「何がいいんだよ。何もよくねぇよ」
「俺はいいんだ!実際そういうことしなくても!!
妄想とかで十分だから!!」
「何が?」
「なんならもう山田とでもいいから!!」
美帆は状況を把握できてないらしく、不思議そうな顔をしている。
山田は心底嫌そうな顔だ。
いや、どちらかと言えば泣きそうな顔だ。
「根元、キモい」
「……」
山田の言葉を無視して、ついに意を決した。
俺はぎこちなく美帆の方を向く。
心臓はバクバク。
「み、美帆……」