職場内恋愛
『おい…優作
その子、どうしたんだよ?』
とりあえず自分のベットにその子を寝かせた。
そして俺はカーペットに座る。
そうすると涼が顔を覗かせた。
『その子、襲われてた。
それを俺が助けただけ。』
ギリギリ最後までいってなかったみたいだけど、相当ヒドイことされたんだと思う。
体中、傷だらけだった。
『マジかよ…そんなことするヤツの気がしれねぇ…』
涼が顔を歪める。
『で、どうすんだよ?その子』
少しの沈黙のあと、涼が言う。
『分かんねぇ…
起きるまではここに寝かせとく。
ちょうど明日、休みだから問題ねぇだろ?』
涼が分かった、と答えて俺の部屋を出て行った。