職場内恋愛
『きょーち』
教室に京地の姿を発見。
迷わず声をかけた。
「あ、先生」
ここだと思ってた。
どうせ、相原の部活が終わるのを待ってるんだろうって簡単に予測できたから。
『何?彼氏の帰り待ち?』
わざとらしくちゃかすような口調で聞いた。
「彼氏とか響き恥ずかしいから言わないでくれる?」
ほんのりと京地の頬が赤くなったのは俺の気のせいかはたまた真っ赤な夕日のせいなのか俺には分からない。
『ま、いいや。
でさ、京地。
お前に話があるんだ』
京地の手に力が入る。
身構えるなよ、京地。
お前なら教えてくれるって涼の言葉、信じたんだから。