職場内恋愛
『相原ってあの相原?』
『そう。あの相原』
相原は結構有名な生徒だ。
特に悪いことをしてるワケじゃないが、とにかく目立つ。
だから京地の学年を持ったことのない涼でも相原は知っている。
『相原と真ねぇ~…』
涼はチラッと京地を見た。
「な、何?涼ちゃん、なんか文句でもある?」
『いや、別に。
ただお似合いだなーと思って』
そう言うと耳まで真っ赤にする京地。
おー照れてる、照れてる。
『相原とどこまで言ったんだよ?』
涼がニヤニヤしながら聞いている。
「そんなの言うか!
変態オヤジども!!」
ってお前、口悪すぎ。
しかも変態オヤジどもって俺も変態なワケ?