職場内恋愛




『散らかってるけど…まあ気にしないで』

少し恥ずかしげにリビングの扉を開ける優作さん。

先にリビングに入るが、何も変わってない。


モノトーンの部屋

男の人2人暮らしなら…自然にそうなっちゃうよね。



『とりあえず、飯作ろうかな』

優作さんは鞄を起き、上着を脱いでシャツの袖をまくる。


「優作さん…料理、できるんですか?!」


『料理くらい、余裕だって』


優作さんは笑う。

なんか…格好いい。


ルックスは完璧で。

性格は見知らぬ人を助けちゃうような優しい人で。

仕事はできて。

そして、料理もできちゃう。


こんな人が…私の彼氏?

もったいない。


私なんかの彼氏が優作さんだなんて。









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