胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~
【ゆかり】思い出の整理
【ゆかり】





あの時、私の名前を必死で呼ぶたっくんの顔をどうしても見ることが出来なかった。




きっと…許してしまうから…







話があると言ったたっくんだけど、別れ話ではなかったのかもしれない。


今となっては


もうそれもわからない。




ただ、枕元にあるたっくんのシャツを洗濯できない私がいる。


1年以上付き合ってた私とたっくんには


思い出が多すぎる。



たっくんを思い出さない日がない。





別れてからまだ3日だけど…



電話が鳴ると、体が震えそうになる。


たっくんからの電話が1度あった。



本当は、まだ心の奥では別れたくなかったのかもしれない。



別れようと言った私の言葉に、ただ無言で電話を切ったたっくんは

もう私とのことは、終わりにしたんだと思った。




それから、恵さんのとこに行ったのかどうかはわからない。


だけど昨日バイトで会った恵さんが、たっくんと連絡が取れないと私に言ってきたのを見ると、恵さんと付き合ったってことは、なさそう。



知ってるよ。


たっくんの誠実なとこ。




別れてすぐに彼女を作るような人じゃない。


ちゃんと別れた相手とのことを思い出にできるまでは、


新しい一歩は踏み出さない。




私は、たっくんからもらったプレゼントを体から外すことから始めた。


指輪。

ネックレス。

おそろいのブレスレット。



ずっと体の一部だったその子達は、寂しそうに箱の中へ入れられた。

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