胸キュンMonday ~甘く切ないすれ違いの恋~



「もしさ、俺がおじいちゃんになっても毎週月曜だけはイチャイチャしようなぁ」


「うん。私達にとって月曜は特別だからね…」



寝転びながら手を繋ぐ俺とゆかりの周りを落ち着かない様子で歩く猫。



「名前、決めなきゃ… 実は俺、前コイツに会ったとき、ゆかりって命名してたんだぁ。」


俺はチラっと猫の様子を伺う。


「え??私と同じ名前じゃん!かわいい~」

ゆかりが猫に手を伸ばすと、その手に耳をくっつけて甘える。


「でも、これからはややこしいから名前変えないとなぁ…」


ゆかりは空を見ながら…う~んと唸りながら必死で考えてる。


「太郎でいいんじゃない?」


俺は太ももを叩かれた。


「女の子でしょ!!ほら…ちゃんと見てよ。真剣に考えて!!」


ゆかりが猫をお腹の上に乗せる。


まだ子猫だなぁ。



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