★花よりスイーツ☆スイーツよりあなた★
とりあえず、高原さんが元気になってよかった。
ふと時計を見ると、
「もうこんな時間!!」
もう夕方の6時を回っていた。
さすがにもう、おいとましなきゃ…。
「あの、私帰りますね!お大事にして下さい!!」
では!…とカバンを持ち、帰ろうとした時、
「あ、えみチャン!このあと…時間空いてたら、夕飯でもゆらの店に食べにいかない?」
「え…。」
突然の高原さんからのご飯のお誘い…。
でも、いくらなんでもまだ病み上がりの高原さんを…
「だいぶ良くなったし、ゆらのとこなら栄養のあるものも食えるし。どう?今日のお詫びも兼ねて。」
確かに、ゆらさんのお店なら高原さんも栄養のあるもの食べれるし…
お母さんやお父さんはまだ旅行だし、
お兄ちゃんは…………まぁ適当に。
「じゃあ…お言葉に甘えて…。」
「よし。じゃあ、俺シャワーして着替えてくるから…テレビでも見ててくれるかな?」
「はい。」
悩んだ末、お言葉に甘えて高原さんと夕飯を食べに行かせてもらうことに。
あ、お兄ちゃんに電話しとかなきゃね。