夢の続き~天国へのloveletter~(実話)
『ねぇ〜麗奈は好きな人いないの?』


あたし達は電話じゃ長くなるのでいつものファミレスにいた


『いるわけないでしょ!仕事で精一杯』


『嘘!!麗奈何か気になる事あるんでしょ??』


里沙の鋭い反応に驚いた

『…なっ…何よ!急に』


慌てて煙草に火をつけてごまかした


『だって麗奈の大好きなパフェのチョコレート食べたのに気付かないわけがないもん』


『…えっ!?』


慌ててさっき注文したチョコレートパフェを見ると大好きなチョコレートの部分が無残にも里沙に食べられていた


『ほ〜らね♪やっぱり気付いてなかった!』


『…』


里沙には敵わないや



『実は…』



麗奈は運転席にいた男と最近コンビニで再会して会うようになったことや


最近コンビニ現れない事を話した



里沙は興味津々に聞いていた


『大丈夫だよ!卓也君なら確か弘樹と一緒に今仕事で県外にいるよ!弘樹に2つ年下やからあたし達より1つ年下ってことだね…って事は19歳か〜!』



たくやくん…



その時初めて名前と年齢を知った



鳶職をしてるということも知った



『…そうだったんだ』


『私から弘樹に彼の事聞いといてやろうか?』


『絶対やめてよ!!まだ好きなのか分からないしさ』



里沙に言われて焦ったが


名前も分かり仕事でコンビニ来れなかったことに安心した





< 16 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop