気づけば、あなたが
全員にプリントを配り終えると、舞はまた教卓の所へ静かに戻った。



それを確認すると、神崎は話を始めた。



「明日の予定ですが、皆さんの実力を把握する為にタイム、記録等を計ります。
それによって、それぞれの競技内容を決めていきます」



陸上に力を入れている高校だけあって、最初からシビアな展開だった。



「中学の時の記録は
考慮しますが、明日の記録を主に参考にしたいと思います。
それ以降のメニューについてはプリントを見て下さい」


神崎の歯切れの良い説明が終わると、副部長の舞が代わりに話し始める。



「部長からは、お話がありませんでしたがある程度のレベルに達しない方は、申し訳ありませんが入部は遠慮して下さい」



神崎とは対照的に、舞は物事をはっきり言う人間らしい。

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