ファミリーレストラン
さすがに宗教を語る彼は、みるみるうちにキモチがわるくなって、金を多めに置いてを逃げるように店を出た。

そしたら、そいつはレジのほうまで追いかけてきて俺の腕を掴んで振り向かせた。

「ちょ おまぇ 話の途中やろが!そ、そんなことしてるようじゃ おまえ死ぬぞ!

(はぁ? そりゃ死ぬだろうさ・・・いつかは、)

「いまやったら まだ間に合う! お前の為を思ってや、…おれはなぁ」

なんだか芝居がかっており自分に酔っているのかボロボロ涙を流しながら自分の入っている宗教が、どんなにすばらしいか、自分はどれだけ変わったかをファミレスのレジの上に立って演説を始めた。
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