‡不思議な彼は雨男



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次の日。


ついに梅雨が明けた。


私は久しぶりに雲一つもない青空を見上げた。

晴れの日はレインはどうしているんだろう。

雲と一緒にどこかへ出かけているのかなぁ。


でも…なんだろう。


いつもなら梅雨明けは嬉しいはずなのに、落ち込んでいる自分がいることに気づく。



そして私は、


今度レインに会ったときになんて返事しようか決めた。
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