キミと一緒なら
「まぁ、慣れたけどさ。お前のそーいうとこも」


呆れたように、けれどどこか楽しそうに、彼は笑っていた。




ホントにさ。

ホントに、そう思ったんだ。

キミと一緒なら、どこまでだっていけるんじゃないかって。

空だって飛べるんじゃないかって。

傘は折れてしまったけど。

けれど、傘なんかなくたって、キミさえいれば。

何だってできる気がするんだ。

これって、甘えなのかも知れないけど。

でも、キミにベタ惚れだって証拠でもあるわけなんです。

まぁ、恥ずかしいから、口には出さないけど、さ。
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