身長差15センチの関係 3
「いらっしゃい、草壁さん」
で、
鈴璃はその店員に挨拶された
鈴璃の正面に立った店員。
鈴璃は、すぐに分かる。
企画優先のお願いをしにきた生徒だ。
「こんにちわ。企画書で読んだよりもずっと立派なお店ね」
「でしょう」
店員は、ヘラで鉄板を叩く。
「うちの後輩の家の持ち物なんだけどね。あると知ったら使わずにはいられない物よ」
「そうね。こういう時に使うにはぴったりね」
同意する鈴璃。
店員の言い方は大げさだが、確かにこれだけの鉄板があるなら、自分達で使ってみたくなる。
「それで、こちらは草壁さんの弟さん?」
店員が訊く。