身長差15センチの関係 3
「んーと、影のあるお姉さん?高志くんに一生忘れられないような」
「普通に話せば、普通に覚えるわよ」
ちらっと弟を見る鈴璃。
弟は、すぐに小さく頷く。
「それは普通に話せば、普通に写真を撮らせてくれるってことね」
「いろいろ違うけど、それでいいわ。無差別に配ったりしないでよ」
「あはは、お姉ちゃんの許しがでたよ、高志くん」
香織は、レンズを向けてぽちりと一枚。
さらに上から角度をつけて、被写体がすごーく上目使いになるようにしてもう一枚。
「さすが高志くん、こうすると倍可愛いね。ほら」
自分で好評価をつけ、鈴璃に携帯の画面を見せた。
「……そ、そうかしら」
鈴璃は、曖昧な評価。
「そういえば鈴璃って、自分の写メに高志くんを撮ったのを入れてないよね?」