DEAR BLUE
『LOVE FLUSH FOREVER』


誰もいない駅

一人佇む

君の住んでいる駅

名前すら思い出せない

君が好きっていうことに理由はない

紫に逆光する光

全てがやさしい

二人は恋人

行方知らずの電車に乗りこむ

辺りは夕方

空模様は夜から雨らしい

季節はずれの雪を見たいと君は言った

この電車は止まらない

二人は恋人

行方知れず

きっと誰も知らない世界に旅立った

お巡り達が必死になって捜しているらしい

明け方財布とタバコだけ見つかった

二人は恋人

行方は知らない
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