DEAR BLUE

『おまえが欲しい』

束の間の心の休息

安らぐのは体だけで

心には穴が空いていて

でもそれを埋めることもできなくて

埋める必要があるのか？って自分に問い掛けてみたけど

答えが導き出せなくて

藁にもすがる思いなんて感じる必要もなく

街中を歩いてみたら元気を少し貰った気がして

友人と電話で喋ったらなんか心は落ち着きを取り戻したんだけど

まだ満たされてなくて

風が吹いた空を見ても星が全く見えなくて

お月様はそっぽを向いたまま、また朝が来る

太陽は曇り空の中でも満点の笑顔でみんなを照らしている

その光を浴びる僕等の心はなぜか汚れていて

光合成ができる植物は嫌なものを体内に取り込んでいいものに変えてくれる素晴らしいもんなんだ

光浴びても何故だろう？

心から負のオーラが出てる気がするんだ

優しさってなんだろう？

人に優しくするってなんだろう？

俺はただおまえがいればそれだけでいいのに

優しくされたくなんて別に思わない

優しくしたいとは思いたい

でもなんか恥ずかしいんだ

神様貴方ならこの状況でどうするの？

教えてくれよ


水滴が漏れるように何かが漏れているかも

それが一杯になって水溜まりが出来て

その中をおまえが歩いて波紋ができた

それを見ていた僕は何も出来ずにただ見ていただけだったんだ

わからないことだらけの現実と

頭の中で描いていた虚構は

全く違うものだったりしたけど

それでも前を向いて歩いて行こう

きっと先に何かがあるから

おまえは先に行ってて

俺はおまえが安全に行ったのを確認してから行くから

そんな中で光はみんなを照らしているから