イケメン☆パーティー

「はい」

「あ、かりんちゃん。
もう家に着いてるよね?
ごめん、まだ起きてた?」

「はい、部屋でくつろいでたところです。
大丈夫ですよ」


あたしはドキドキしながら答えた。


「僕も今、美沙子さん送り届けて、家に戻ってきたところなんだけど……
かりんちゃんの声が聞きたくなってさ」

「えっ、そ、そうなんですか?
……嬉しいです」


うそーーっ!

あたしの声が聞きたいだなんて……

すっごく嬉しい!!


「さっき、話が途中になっちゃったけどさ、やっぱりまた別の日に僕だけでお祝いしてあげたいんだ。
今日は何も用意してなかったし」

「え、そんな、気にしないで下さい。
お気持ちだけで十分ですから!」


あっ、しまった!

またやっちゃった!!

さっき反省したばっかなのに断っちゃダメじゃん!


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