イケメン☆パーティー

「なあ、ハタチのかりんから見たら、ひとまわりも年上の俺なんかはやっば、オヤジか?」

ドキドキしてるあたしに秋山さんはそんなことを聞いてきた。

これって、もしかして、あたし期待していいのかな。


「全然そんなことないですよ。
秋山さん、見た目すごく若いし、でも大人の男って感じで素敵だし……」


うわあ、なんかあたし、これじゃコクッてるみたい!?


「……かりんは彼氏いるの?」

「いないです……」

「俺もいないんだよね……」

秋山さんは、つと手をのばし、あたしの髪に触れた。


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