病的手記

荒れた世界

裕也と別れてから、私は荒れに荒れた。

裕也はヤンキーだったから、ヤンキーの友達はいっぱいいた。

中学2年夏…
夜中の街を、フルメイクで風をきって歩き…酒を飲み煙草を始めた。

抵抗がなかったと言ったらウソになる。でも、あの時優先すべきは自分の身体じゃなかった…

それだけ裕也を『愛していた』…
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