病的手記
私…小林ひとみ、15歳。
1年前に『鬱病』と診断された。

人生が狂いだすきっかけなんて、いつも些細なことなんだ。

たかが男1人の為に、病気にまでなってしまった自分が嫌だった。

男なんて腐る程いる…

そう思っていた私を変えたのは、

―横田直紀(よこたなおき)
直紀と出会い、私の人生は狂いだした…


初めて本気で人を愛してしまったから…

私は昔のことを思い出していた。
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