SLEEPING
「………」



何も言わないアタシにユウはなおも続ける




「百貨店の化粧品売り場の社員なんだから、けっこう貰ってんだし」




「…紐になるって事?」




「心配すんな。そのうち仕事探すから」







ユウとの未来はないと心底感じた瞬間だった
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