SLEEPING
意外にもユウは冷静で






「いいよ」







はっきりとした声で言うから、また涙が溢れる








「このままじゃ、ユウはダメになる。でもアタシはユウと別れられない。好きだから…だから…」







「そうだな」






アタシはテーブルからはみ出んばかりの量の薬を鞄から取り出し、置いた
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