恋愛契約〜change〜
その壱
入れ替え
俺は今日もいつも通〜り。
いつもの仲間といつものようにバカ騒ぎをしながら、
なんら変わらない日を過ごすはずだった。
そう、はず「だった」。
つまり、過去形。
今、俺は目の前の光景に息が詰まりそうだ。
いや、詰まって窒息死する寸前だ。
なんで、
なんだって、
なんたって俺が、
こんな、こんなっ
「女ばっかのとこにっ!」
「バカ!声がでかいわよ。当たり前でしょ。ここは女子校なんだから」
「全く!ふざけんなよ。お前はあれか?灯油かぶって全身にラードつけた俺に火の中に飛び込めってか?」
「あら、そんなこと言わないわよ」
おぉ〜!
心変わりしてくれたか!
さすが、学年主席っ!
(今は特に関係無い)
「あんたなんか丸焦げにしたって絶対美味しくないもの」
それは丸焦げにするからだろーが!!
つか、なんだその態度!
マジ殺す!!
マジ死ね!!!