俺様王子の秘めゴト
解雇
事件は放課後に起こった。
英にぃから鍵を受け取り、教室に戻っている途中でチャイムがなった。
昼休みが終わる合図のチャイム。
よし、昼休みが終われば真波先輩達もいなくなってるはずだろう。
つまり、教室に戻るときは堂々とでいい。
当たり前に自分の教室ドアから入って席に着いた。
そして放課後。
事件は突然として起こった。
「今日は部活行くんでしょ?」
そう茜に言われる。
実は。
今まであの俺様の補佐なんぞくそ忙しい大役をしていたせいで行けなくなっていたが、何気に部活に所属していたりする。
それも華道部。
しかも副部長とかやっていたりする。
「いや…止めとく。」
鞄を持ちながら呟くように言った。
「なんで?あ…先輩達?」
本来なら、補佐を辞めたんだから部活に復帰出来るのだが、ほら。
辞め方が辞め方だけにあゆ先輩や三郷先輩にも会いづらい。
無言で首を振る。
「でも、あゆ先輩は…」
そうなんだ。
だから尚行きづらい。
文化部長である清里 あゆ先輩は華道部部長でもある。
つまり、部活にいけば必然的にあゆ先輩に出会ってしまうと言うことだ。
「ま、そーゆー訳だから。」
とりあえず今日は英にぃを待たなくちゃいけないから図書室にでも行こうかな。
いつもみたいに力なく茜に手を振ると教室を出た。
処で先生に捕まった。
「おー姫谷良いところにいたなぁ、先生お前を探してたんだいやまじで。」
なっ…何?
英にぃから鍵を受け取り、教室に戻っている途中でチャイムがなった。
昼休みが終わる合図のチャイム。
よし、昼休みが終われば真波先輩達もいなくなってるはずだろう。
つまり、教室に戻るときは堂々とでいい。
当たり前に自分の教室ドアから入って席に着いた。
そして放課後。
事件は突然として起こった。
「今日は部活行くんでしょ?」
そう茜に言われる。
実は。
今まであの俺様の補佐なんぞくそ忙しい大役をしていたせいで行けなくなっていたが、何気に部活に所属していたりする。
それも華道部。
しかも副部長とかやっていたりする。
「いや…止めとく。」
鞄を持ちながら呟くように言った。
「なんで?あ…先輩達?」
本来なら、補佐を辞めたんだから部活に復帰出来るのだが、ほら。
辞め方が辞め方だけにあゆ先輩や三郷先輩にも会いづらい。
無言で首を振る。
「でも、あゆ先輩は…」
そうなんだ。
だから尚行きづらい。
文化部長である清里 あゆ先輩は華道部部長でもある。
つまり、部活にいけば必然的にあゆ先輩に出会ってしまうと言うことだ。
「ま、そーゆー訳だから。」
とりあえず今日は英にぃを待たなくちゃいけないから図書室にでも行こうかな。
いつもみたいに力なく茜に手を振ると教室を出た。
処で先生に捕まった。
「おー姫谷良いところにいたなぁ、先生お前を探してたんだいやまじで。」
なっ…何?