ミルクティー

M

夷月がこの時こんなに
悩んでいたなんて
あたしは考えても
なかった。


ただ夷月と一緒に
いる時間が


これからもずっと
あたりまえなんだと
疑いもせずに…



―――――――――――



「どうしたのかな…?」


いつもだったら
この時間までには
連絡の1本はある
はずなのに


今日は夷月からの
連絡は一度もなかった。
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