運命のヒト
ヒロと話し終えて、俺らは一緒に健二のいる下駄箱に向かった。

そこでまた、3人で話し込んだ。


「俺な、もう一回水嶋に告ろうと思う・・・」

自然に口が開いた。


たぶん、二人だから言えたんだと思う。


「マジで?いつや?」

健二が興奮して聞いてきた。


「・・卒業式の時にな・・・」


そう、それが一番いい。

振られた時のことを考えると・・・。


卒業したら、俺らも環境が変わる。

水嶋も、考え直してくれるかもしれない。

そう思ったんだ・・・。


「うまくいくといいな!!」

ヒロが笑顔でそう言ってくれた。

「絶対、大丈夫だろ!!」

健二がそう言ってガッツポーズをした。


「まぁ、がんばるわ」

俺は、二人に話したことで、緊張感でいっぱいだった。


卒業式まで、もうあと少しになった。


俺らがこうして一緒にいられるのも・・・・・あと少し。


< 151 / 177 >

この作品をシェア

pagetop