life〜新しい生活〜
第壱章〜日常〜
ピピピピピピピッ。
俺の耳に目覚まし時計の音が聴こえる…。
だが、こんなもんで起きる俺ではない…。
無視だ、無視…。
ZZZ…。
カシャァッ
カーテンが開かれる音がする。
眩しい光が俺の眠気を吹き飛ばしてしまう…。
くっ…させるかぁっ!!
太陽よ、消え去れぇいっ!!
……無駄な抵抗だった…。
??「まぁ君、朝ですよ?早く起きてください?」
温かくて優しい声…。
……誰……?
すまん、まだ眠い…。
??「ほら、早く起きてください。お味噌汁が冷めちゃいますから…。」
誠「むぅ…起きろと…言われて…起きると思うか…?」
??「威張ることじゃないですよ、それ…」
まぁ、確かに…
いいツッコミだな…。
誠「ということで…」
再び眠りの世界へ赴く俺…。
??「あっ…!」
彼女は無理矢理にでも、俺を起こそうと布団を剥ぎ取ろうとする…。
ふっ…甘いな!