黒板とノートと三角定規
掴まれた腕が、痛くて、赤く腫れているのを見つめていたら、タバコの香が遠ざかるのを感じた。




「なんだ…」


姿は、そこにはもう無くあるのは、残り香だけを残し彼もまた、ネオン街に吸い込まれていった。




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