もう一度…
途切れた糸
メールをすぐには返さなかった。

…返したくなかった。

今ここで『うん』って言ったら

今まで繋いできた糸がほんとに

切れちゃうみたいで、怖かった。

ちょっとでもいいから繋がって

いたかったんだ

だけど3日くらいたったときに

友達から言われた一言でわたしは

きずいたんだ。

私は君にとってただの重荷だった

ことに…

『そういえばあいつと別れたんだって?

あいつ言ってたよ?』

好きになったときから必死に繋いできた

一本の糸…

子供ながらに『永遠』って言葉を

信じたりしてた

そんな必死に繋いできた糸は

君の言葉であっさりと切れちゃったよ。

それが分かった時君に振られて初めて

涙を流した。

悲しいとか辛いとかよりもっと

いままで守ってきた何かが

崩れた気がしたんだ…



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