陽だまり
横を向いたら優が居た。


・・・そういえば優は見送ってなかったな。


「どうして優が居るの?」


私は思わず聞いてしまった。


「居ちゃいけませんか?」
意地悪い笑顔で優が言った。


「居ちゃいけないって訳じゃないけど、
何で居るのかな、って。」


優は黙っていた。


今日の優はいつもと全然違う。
笑ってない優は気持ち悪い。


「何で・・・普通にしてられるんだよ・・・。」


優が言った。


何で、って言われても困る。
私にもわからない。でも・・・

「優がいてくれてるからかな」


私がそういうと優はいつもみたいに笑ってくれた。


「じゃあ、いきますか。」


2人で門をくぐった。
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