【短】超軽男
「はい、ストップ〜」


すぐに梨華さんの肩を掴んで、自分から離す家中さん。


「え?何?」


「こういう残業なら俺は帰る」


「え…翔梧?」


「梨華は良い女だけど、こうやってキスしても俺は何とも思わねぇ」


「何言って…」


「けどな、未来は違う。未来といると心臓うるせぇし、キスしたくなるし、触れたくもなる」


家中さ…ん?


「今の俺に必要な女は未来だけなんだ」


そう言って歩き始めた。


本当に帰る気なんだ。




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