俺様ダーリン
 

「ん?あー…」



よくその人の顔を見てみる
すると、帽子をかぶってて
分かんなかったけど
私を彼女兼玉子焼き処理係りにした
隼人くんだった



「な、なんでここに…」



「いや、俺の住んでるとこ
ここの近くだし…」



さっきの落としたおにぎりを拾いながら
そう言う隼人くん



「というか、琴音…
眉毛ないよ?」



「え?あっ!」



ジュースとお菓子を持ってない方の手で
眉毛を隠す



「いやー、化粧してても童顔なのに
ノーメイクだと余計に童顔になるんだな…」



顔を近づけて話す隼人くんは
ニヤッと笑った





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