148㎝の王子様
「「うん!!おー!」」

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「ふぁ〜…お腹いっぱいー」

たっ食べすぎた…。ライス大盛になんかしなきゃよかった…。

それにパフェも食べなきゃよかったよぉ…。トホホ…。

「ねぇ。映画なにみにいく?」

束莎が言った。あっ!あたし動物の物語みたいんだよね!!

「あー…。今ホラー系の映画やってんじゃん?それは?」

次は山本君が言った。ほっホラー?!

「むむむ無理無理無理!!!!ホラーは絶対だめ!」

頑張って全否定した。けど、

「なんで無理なのよ」

束莎がにやにやしながら言った。こいつ…!絶対確信犯だ…!

「えっ…いや…」

いっ言えない。ここで言ったら束莎に負ける…!

「吉野。みたい映画あるんだけど付き合ってくれねぇか?」

いつきが言ってくれた。

「うん!!もっもちろん!!」

それから、あたし、いつき→動物系。束莎、山本君→ホラー系。
となった。

「じゃぁ。また後でな」

束莎達と別れるとき束莎があたしの腕を引っ張って、

「よかったじゃない。沢村と二人っきりで」

束莎が優しく笑って言った。束莎…!

もしかしてわざと…

「束莎。ありがとう」



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