運命の星空
「ふふふっ・・・今日は・・・頬だけにするね?優花」
智香ちゃん・・・怖いよ。



なんで、そんな風になっちゃったの?
あたしは、ここにこの学校にいないほうがいいの?



皆の邪魔になるの?
いらない人間なの?
死んだほうがいいのかな・・・。



「またね」
そう言い残して智香ちゃんは帰っていった。



それから、ずっといじめがあって・・・。
智香ちゃんが転校するまでずっと。



少し安心したんだ。
でも、今は少し寂しい気持ちがある。



なんでだろう。あんなに嫌なめにあったのに。



その時は、もう辛すぎて・・・1人じゃ何もできなかった。
そこに手を差し伸べてくれた羽魅。



すごく、手が暖かくて・・・あたしに希望を与えてくれてるみたいだった。
嬉しかった。 本当に感謝してるよ。 羽魅。
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