ナルシストの隣
途中、自販機でお茶を買いジュースホルダーに置こうとした時に名刺入れのようなものが落ちている事に気付き拾い上げた。

見るつもりはなかったけど中身が見えてしまい、驚いて止まった。

そんな私が手にしている名刺入れを見て修平は更に驚いて出発しようとギアにかけていた手が、素早くこちらに伸びてきた。

「みっ、見た!?」

「…うん」

見てないと言って!というような顔で聞いてきたけど正直に答えた。

名刺入れの中には、恵と最後に撮った写真。

恵の遺影に使われた写真が入っていた。



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