バレンタイン王子



ユナの家には行かずに俺は自分の家に帰った。




ユナの好きなヤツって俺─?



やっとユナの気持ちに気付いた。


こんなに近くにいたのにユナの気持ちに気付かなかったなんて……


しかもあんなコト言ってしまって……


俺は冗談のつもりだった…


けど,ユナにとってみれば最悪の一言だよな……




「最低だよ……俺……。」








バレンタインデーまで

──あと2日。


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