それでもわたしは生きている
ソウタみたいに顔をクシャクシャにして、エーンエンって泣いて

「タケェ…いややぁ…」

って、感情をむき出しにすれば、ちょっとはラクなのかな…



「そっか!今までありがとね!元気で!あんまり女の子泣かしてばっかりおったらアカンでぇ!」

「うん!ユウカも元気で!また遊びにくるわ!じゃ!」

「じゃ!」


嘘ばっかり…

もう2度と来ないくせに…



ソウタ…
またふたりきりになっちゃったね。


嵐が過ぎ去ったみたい。

タケは声が大きかったから、急に静かな日々に戻って、なんか…

寂しい…



なんで、皆いなくなっちゃうんだろう…

私の何がアカンのかな?

ワガママ?
自己中?
料理ヘタ?

わからん!
言ってくれればいいのに。



また…

食パンに戻った。




ゴールデンウィーク


ソウタはまた母の元へ行った。


母が説教の電話をかけてきた。

「ちょっと!なんやのこの子!ガリガリで、お腹だけポコンと出て!栄養とってない子の身体やで!」

ピンポーン!正解!
さっすが!


だけど、母には決して言わない。

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