それでもわたしは生きている
何度かソウタが反抗する度、その様な言葉達をソウタに叩き付けていた。
その日もソウタはシラ~っと反対を向いている。
ちょっと暴言を吐き過ぎたかな、と思った私は
「ごめんごめん、言い過ぎた」
と、ソウタを抱き締めた。
ソウタは私の腰に腕を回し、ギュゥッと力を入れて、大きな声を上げて泣き出した。
「ソウタ?どしたん?」
いきなりの事で驚いていると
「母さん…ごめんなさい…母さん…ボクのせいで死ぬん?母さん…ごめんなさい…死んだら嫌やぁ!わぁぁっ!!」
と私の胸に顔を押し付け、叫ぶ様に泣き続けた。
ソウタは反抗してたわけじゃない。
私自身が、自分の事ばっかりで、ソウタの立ち場になってやれなかった。
ソウタにしてみれば、ずっと2人で生きてきた母親が死ぬかもしれないと言われたんだ。
もしかしたら、毎日毎日、いなくなったらどうしようって、小さな心は悲しみに溢れてたかもしれないのに、私は暴言ばかり吐いてた。
私は…
母親失格だ…
でもソウタは…
こんな母親でも必要としてくれる。
神様…
やっぱり私は
まだまだですね。
その日もソウタはシラ~っと反対を向いている。
ちょっと暴言を吐き過ぎたかな、と思った私は
「ごめんごめん、言い過ぎた」
と、ソウタを抱き締めた。
ソウタは私の腰に腕を回し、ギュゥッと力を入れて、大きな声を上げて泣き出した。
「ソウタ?どしたん?」
いきなりの事で驚いていると
「母さん…ごめんなさい…母さん…ボクのせいで死ぬん?母さん…ごめんなさい…死んだら嫌やぁ!わぁぁっ!!」
と私の胸に顔を押し付け、叫ぶ様に泣き続けた。
ソウタは反抗してたわけじゃない。
私自身が、自分の事ばっかりで、ソウタの立ち場になってやれなかった。
ソウタにしてみれば、ずっと2人で生きてきた母親が死ぬかもしれないと言われたんだ。
もしかしたら、毎日毎日、いなくなったらどうしようって、小さな心は悲しみに溢れてたかもしれないのに、私は暴言ばかり吐いてた。
私は…
母親失格だ…
でもソウタは…
こんな母親でも必要としてくれる。
神様…
やっぱり私は
まだまだですね。