それでもわたしは生きている
何もわからない私は、出来るだけ育児書に書いてある通りにするよう心掛けた。
ソウタの衣類はアイロンで熱消毒。
哺乳瓶も熱湯消毒。
離乳食もちゃんと作った。
お風呂はいつもソウタの為と自分の為と、2度風呂。
これが結構疲れる。
色んな事をキチンとやればやるほど、睡眠時間がドンドン減っていく。
保育園は、とにかく仕事が終わればすぐにお迎えに行かなければならない。
スーパーで買い物を先にしようものなら
「何してたんですか!?」
と、注意を受ける。
だけど、大きなベビーカーにソウタを乗せてのスーパーでの買い物はかなりのストレスの元だ。
食品売り場を歩けば、お腹を空かせたソウタがベビーカーの上で立上がり、フラフラ落ちそうに商品に手を伸ばす。
それを押さえ込めばソウタはわめくし、買い物カゴは他の人に当たるし、ソウタはうるさいし、私は疲れてるし、ソウタはうるさいし!
大抵のスーパーでは、シャンプーや洗剤類は2階にあることが多い。
買いに行こうと思えば、目の前には憎らしい階段…
1人なら、すぐに済む買い物が倍以上の時間と体力と神経を使う。
でも仕方がない。