【短編】芸能人と一般人
【千尋】
僕は仕事が終わって龍と帰っていた

「今日のちいかっこよかったね」
「嘘~!龍のほうがかっこよかったよ」

と今日の仕事のことを話しながら帰っていた

“ドンッ”

いた・・・誰だよ・・・


「ごめんなさい。急いでたので。」

お母さんに怒られた子どものように今にも泣きそうになりながら

その子は謝っていた。


「本当に・・・大丈夫・・・でしたか?」

「うん。全然大丈夫だよ?」

「ほんとうにごめんなさい」

「あ。急いでるんぢゃないの?いったら?」

「はい。ありがとうございます。」


女の子はこぼれそうになっていた涙を拭きながら走っていった

このときはもお当たられたときのむかつきはなくなっていた。

むしろ、また会いたいとまで思っていた



なんか、かわいかったな~。

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