Cherry


レストランを出て


この後どうしようか?


そんなコト
言いながら
歩いてた


ふと見た
ショーウィンドウに
映ってた私たち は
全然 カップルに見えない



身長差の せい も
ある かなぁ?


「みーくんは、身長何センチ?」

「ん~?178だよ」


25センチ差



もしも
私たちが
キスする時は
私が 思いっきり 背伸びして
みーくんが 思いっきり かがんで……


立ってするのは、疲れる だろうか?


「姫?」


ハッ


「な…何?」


ヤダ
すごい妄想してた
ヨダレたれて ないかな?


ていうか
欲求不満のヘンタイさん みたいっっ


「今朝おばさんに、姫の勉強見てくれって頼まれたんだよ」
「え~」

「だから、姫ん家、帰って勉強な」


お母さんっっ
余計なコトを~っっ


「ほら、帰ろう」

「ハイハイ」



カップルに見えない理由
もしかして
オーラだよっ、オーラ!
きっと みーくんから
保護者オーラが出てるんだ


駐車場に行くと


「車に気をつけろよ」


幼稚園児じゃないっつうの


「みーくんのバ~カ」


小さい声で言った



「何か言ったか?」

聞こえなかったか


「何でもないよ。ホラホラさっさと車、ドア開けて」

「ハイハイ、お姫さま」



私だって
すぐに大人の女になるんだから



かわいい なんて
気軽に言えないくらいの



< 41 / 442 >

この作品をシェア

pagetop