泡姫物語
「友紀、実は今回の話を修君にもちょっと話しててね、心配だからふたりで友紀んち行こうってメールがきたんだ。だから、もう解決したよって伝えたんだけど、せっかくだし友紀んちで少し語らない?」

今は上機嫌だから断るどころか修にも聞いてもらいたいくらい。

「もちろん。心配かけて悪かったし、報告したいしね」

駅で修と合流し、3人で家へと向かう。
着くとすぐいつものソファーに座ってミルクティーを出した。

「それで?今日の出来事を聞かせてよ」

修がさっそく本題を切り出す。
私は一部始終を話した。

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