それは、輝く星空のように
「つまりは、ナナオさんはウチの高校の2年生だと」


「ああ、そうだよ・・・」


わたしたちは肩を並べて歩く。


男の人と一緒に登校するなんて初めてだ。


「知りませんでした・・・」


「俺もお前が同じ学校だと昨日知った」


無愛想に言葉を返す。


昨日の穏やかな笑みはどこへやら。


「うわー、でも運命的な再会ですねー。ろまんちっくー」


柄にもないことを言ってみる。


「そんないいもんじゃねぇよ・・・」


むぅ、うら若き乙女の夢をぶち壊しにする発言。


「ナナオさんは・・・」


「待て」


乙女の心をわかってない、と言おうとすると、制止された。



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