DEATH LIFE
 「これ、なんですか?」

 「順番に説明するわね。まず木原君、貴方には選択の余地が与えられます。一つ目はそのまま死ぬ――つまり無に還る事」

 「え?ここで生きて行けないんですか?」

 「それは二つ目の選択肢」

 ピースをする様に指を二本立てて彼女は続けた。

 「ただし、それにはいくつか条件があるの」

 「条件……ですか?」

 彼女は黙って頷き、その透き通るようなブルーの瞳で俺の目を見つめた。
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